興味ない人には、 「はぁ?」 な更新がしばらく続くかと思います。
大阪府産のイズミカンアオイの亀甲銀葉。
この個体は葉型が秀逸。全体的なバランスも良い。
交配用にと、お預かりしている個体だったりします。
でも、先の長い話ですよね。F1の花が見られるまで最短で5年。
目標とする青軸亀甲銀葉が出現するであろうF2発芽までは最短7年。
でもね、絶滅危惧種として大半の種がリストアップされている種群を栽培している以上、
自然に頼らない今あるものを遺伝資源とした交配、新品種の作出は義務だと思うんです。
カンアオイの業界では今、交配を嫌う風潮があるのも事実です。
交配種であることを隠して新タイプ、新種、純粋種をうたって売る業者がいるのも
一因だと認識してはいます。
だからと言って交配することを否定しては10年後はさらに暗いだけでしょう。
種は蒔けば芽が出るんです。
すべての人ができる訳ではないのはわかっていますが少しでも多くの人に種を
蒔く喜びをしって欲しいものです。
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